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メルカリの在庫管理のやり方

メルカリに在庫管理の機能は、標準では用意されていません。出品はひとつずつ別の商品として扱われるため、同じ物を複数持っていても、まとめて数を持つことができないからです。だから在庫の数や仕入れ値は、自分で管理する必要があります。この記事では、表計算で管理表を作る具体的な列と数式、専用ツールとの比較、複数のフリマに出しているときの注意点までを、実際の画面を見せながら説明します。

公開日 2026/07/30 ・ セラポケ編集部

メルカリの在庫管理のやり方

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メルカリに在庫管理の機能はない

メルカリには、在庫を管理する機能が標準では用意されていません。

出品はひとつずつ別の商品として登録される仕組みで、同じ物を2個持っていても、まとめて「2個」と数える欄がないからです。

そのため、在庫が何個残っているかは、自分で数えて把握する必要があります。

在庫のズレは出品数が増えるほど起きる

在庫の数を把握できていないと、すでに売れて手元にない商品を、誤ってもう一度出品してしまうことがあります。

出品が10〜20件くらいのうちは、どれが売れて何が残っているか、頭の中である程度覚えられます。

30件を超えたあたりから似た商品が増え、記憶だけでは在庫の把握が追いつかなくなります。

管理の方法は表計算かツールの2つ

在庫を自分で管理する方法は、大きく分けて表計算ソフトと専用ツールの2つです。

比べる項目表計算(エクセル/スプレッドシート)セラポケ(在庫管理ツール)
費用無料(ソフトを持っていれば)無料
列や画面の準備自分で列と数式を作るあらかじめ用意されている
平均仕入れ値の計算数式を組めば出せる自動で表示される
メルカリとの連携しないしない(売れたら自分で操作)

出品がまだ少ないうちは表計算でも十分ですが、仕入れの回数が増えるほど、平均仕入れ値を自動で計算してくれるツールのほうが手間は少なくなります。

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在庫の数も仕入れ値も、これ1つでまとめて記録できます。

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表計算はこの9列で在庫表になる

エクセルやスプレッドシートで管理表を作るなら、最低限9つの列を用意します。

入れるもの
A 商品名どれか分かる名前
B 仕入れ日いつ買ったか
C 仕入れ単価商品そのものの値段
D 送料・諸費用1個あたりに割り振った送料や手数料
E 仕入れ値合計C列とD列を足した金額
F 在庫数いま手元にある数
G 在庫金額E列とF列をかけた金額
H 出品価格いくらで出しているか
I 状態在庫、出品中、在庫切れ

E列とG列に数式を入れておくと、仕入れ値合計と在庫金額を自動で計算できます。

仕入れ値合計(E列) =C2+D2
在庫金額(G列) =E2*F2
在庫金額の合計(棚卸額) =SUM(G2:G100)
在庫切れの数を数える =COUNTIF(F2:F100,0)

この数式を入れておけば、行が増えるたびに合計や在庫切れの数を手で数え直す必要がなくなります。

仕入れ値には送料や諸費用も含める

在庫表の仕入れ単価は、商品代金だけでなく、送料や諸費用を含めた金額にします。

商品代金だけを入れると、在庫金額も利益の計算も、実際より多く見えてしまうからです。

計算例) 1個仕入れたときの仕入れ値

商品代金
2,300円
送料・諸費用
100円
仕入れ値
2,400円

この仕入れ値と出品価格を利益計算ツールに入れれば、販売手数料10%を引いたあとの利益まで確認できます。

中国から仕入れている場合は、国際送料や関税もこの諸費用に含めます。1個あたりへの割り振り方は中国輸入の利益計算で扱っています。

在庫表のD列(送料・諸費用)に何を入れるかが、この仕入れ値の正確さを左右します。

セラポケの在庫管理はこう見える

表計算の代わりに専用ツールを使うと、在庫の状況はこのように画面で見えます。

セラポケの在庫一覧画面。フィルタで在庫切れの商品だけを絞り込める

1上部のフィルタで「在庫切れ」を選ぶと、在庫が0になった商品だけを絞り込めます。

在庫、出品中、在庫切れという状態と、出品しているサイトも商品ごとに記録できます。

在庫切れで絞り込むと、次に仕入れ直す候補もそのまま見えます。もう一度仕入れるかどうかの決め方はリピート仕入れの記事で扱っています。

セラポケの仕入管理画面。平均仕入れ値と在庫金額が自動で表示される

1仕入れを重ねると平均仕入れ値(諸費用込み)は2,450円/個2いまの在庫金額は4,900円と自動で出ます。

※ 画面はセラポケ(2026年7月時点)。表示は今後変わることがあります。

仕入れを記録するたびに、複数回分の平均仕入れ値と、いまの在庫金額が自動で計算されます。

メルカリと自動では連携しません。売れても在庫数は自動で減らないため、売れたら「売却入力」から自分で在庫を減らす操作が必要です。

画面の細かい操作は在庫管理の使い方ガイドにまとめています。

複数のフリマは片方が売れたら止める

メルカリとラクマなど複数のフリマに同じ商品を出しているときは、在庫が1個でも両方に出品できてしまいます。

そのため、片方で売れたら、もう片方の出品を自分の手で取り下げる必要があります。

注意

売れたのに出品を消し忘れると、二重に売れてしまうことがあります。もう一方のフリマで先に買われた場合、あとから来た注文はキャンセルするしかなく、購入者に迷惑がかかります。

セラポケでは商品ごとに出品先のサイトをメモできます。

ただし複数のフリマの在庫を自動で同期する機能はないため、取り下げの操作自体は自分で行います。

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在庫金額は確定申告の棚卸額になる

12月31日時点で残っている在庫の金額は、確定申告での棚卸資産の金額として使います。

在庫表のG列(在庫金額)を年末時点で合計した数字が、そのまま棚卸額になります。くわしくはせどりの確定申告の記事で扱っています。

よくある質問

Q. メルカリに在庫管理の機能はありますか?

ありません。

出品はひとつずつ別の商品として登録される仕組みのため、同じ物を複数持っていても、まとめて数を管理する機能は用意されていません。

Q. メルカリの在庫管理はエクセルで作れますか?

作れます。

商品名、仕入れ単価、在庫数、在庫金額などの列を用意し、在庫数と単価をかける数式を入れれば、在庫金額まで自動で計算できる表になります。

Q. メルカリの在庫管理アプリはありますか?

あります。

セラポケは無料の在庫管理ツールで、在庫数や仕入れ履歴を記録でき、平均仕入れ値や在庫金額を自動で計算します。ただしメルカリとは自動で連携しないため、売れたら自分で在庫を減らす操作が必要です。

Q. 複数のフリマに出品しているときの在庫管理はどうすればいいですか?

片方で売れたら、もう片方の出品を自分で止める必要があります。

セラポケは出品先のサイトを商品ごとに記録できますが、複数のフリマの在庫を自動で同期する機能はないため、売れた側の操作をきっかけに、もう一方を手動で取り下げます。

この記事のまとめ

  • メルカリに在庫管理の機能はなく、出品ごとに1つの商品として扱われる。
  • 出品が30件あたりを超えると、記憶だけでの管理は追いつかなくなりやすい。
  • 表計算は9列を用意すれば、数式で仕入れ値合計と在庫金額を自動計算できる。
  • 仕入れ値には商品代金だけでなく送料や諸費用も含める。
  • 複数のフリマに出すときは、売れた側の出品を自分で取り下げる。

※ 本記事は執筆時点の一般的な情報です。画面の文言や機能、販売手数料は2026年7月時点のものです。実際に利用する際は最新の公式情報をご確認ください。