アリエクスプレスの送料と日数
前回は、注文から受け取りまでの流れを一巡しました。最後に残ったのは、配送方法によって送料と日数がどれくらい変わるのか、という宿題です。無料の配送を選べば、送料はまるごと浮くのでしょうか。
連載「中国輸入ガイド」第5回 ・ 公開日 2026/07/26 ・ セラポケ編集部
注文画面に並ぶ、無料の配送と有料の配送
購入手続きの画面には、配送方法の選択肢が並ぶことがあります。 多くの場合、無料の標準配送と、有料で速い配送のどちらかを選べます。 商品によっては選択肢自体が出ず、配送方法が最初から1種類に決まっていることもあります。
1送料(この商品は送料無料) 2届く日の目安と、日本国内を運ぶ配送会社
※ 画面はアリエクスプレスのPC表示(2026年7月時点)。表示は商品や時期により変わります。
国境を越えたあと、日本国内に入ってからの配達は、日本の配送会社に引き継がれます。 海外から来た荷物というより、最後は見慣れた宅配便として手元に届くわけです。
選択肢の見え方や名称は、商品や時期によって変わります。 実際に注文するときは、目の前の画面で確かめてください。
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「送料無料」は本当に無料なのか
無料と聞くと、選ばない理由がないように思えます。 実際、無料配送を選んでも、届いた荷物にあとから送料を請求されることはありません。
ただし、無料なのは送料の欄だけです。 出品者は、送料を含めて採算が取れるように商品価格を決めています。 つまり、無料配送を選んでも、その送料は商品価格にすでに織り込まれていることが多いのです。
だから、無料配送と有料配送のどちらが得かを比べるときに見るべきは、送料の欄ではありません。 商品価格と送料を足した合計金額です。 似たような商品を並べたとき、送料無料の出品ほど商品価格がやや高めに見えることがあるのは、このためです。
日数はどれくらい違うのか
金額の比較はこれで済みますが、日数のほうも気になるところです。 無料の標準配送は、1〜3週間ほどで届くことが多いです。
有料の速い配送を選ぶと、日数は短くなります。 とはいえ国境をまたぐ輸送であることに変わりはなく、国内通販の翌日着のような感覚にはなりません。 セール直後は、無料か有料かを問わず配送そのものが混み合い、日数が普段より延びやすくなります。
仕入れでは、どちらを選ぶべきか
配送方法を選べる場面に戻ると、仕入れの用途では無料配送のままで構いません。 仕入れでは、荷物が数日早く届いても、それだけで利益が増えるわけではないからです。
一方で、送料の差はそのまま利益の差になります。 送料は仕入れ値の一部であり、そこで多く払えば、売ったときに手元に残る利益はその分だけ減るからです。
例外は、急ぐ理由があるときです。 在庫を切らしかけている商品を補充するときなど、届く速さそのものに価値がある場面では、有料配送を検討する余地があります。
合計額を仕入れ値にして、利益を確かめる
商品代と送料を合計した金額が、実際の仕入れ値です。 この金額をもとに、売ったときにいくら残るのかを利益計算ツールで確認しておくと、数字の合わない商品を仕入れる前に見つけられます。
次に注文するときに見る場所
次に注文するときは、配送方法を選ぶ画面で、送料の欄ではなく合計額を見比べてみてください。 無料配送のままでよいのか、それとも急ぐ理由があって有料配送に価値があるのか、その1点だけ確かめれば十分です。
もし荷物が届かなかったら、あるいは注文と違う商品が届いたら、そのときはどうすればいいのでしょうか。 次回の「アリエクスプレスの注意点とトラブル対処」で扱います。
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※ 本記事は執筆時点の一般的な情報です。画面の文言や配送方法の選択肢は、アプリのバージョンや時期により変わることがあります。実際の注文の前に最新の公式情報をご確認ください。