連載 第11回

タオバオの送料と国際配送

前回、欲しい商品にたどり着けるようになりました。残るのは、軽そうな荷物なのに送料だけ高くなることがある、という謎です。

連載「中国輸入ガイド」第11回 ・ 公開日 2026/07/28 ・ セラポケ編集部

タオバオの送料と国際配送

国際送料はどこで決まるか

商品ページに表示される送料は、中国国内を届けるまでの分です。

日本までの国際送料は別で、代行業者が中国の倉庫で荷物をまとめて発送するときに決まります。 ここは前回も触れた通りです。

今回見ていくのは、その金額がどんな仕組みで決まるかです。

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軽くても送料が高くなるのはなぜか

送料は重さだけで決まるのか

大きさも重さとして数えます

飛行機や船に積める荷物は、重さだけでなく体積にも限りがあります。

場所を取る荷物は、実際の重さが軽くても運べる量をそれだけ減らしてしまうため、相応の料金になります。

そこで国際輸送では、実際の重さと、箱の大きさから計算した重さ(容積重量)を比べ、大きいほうを送料の対象にするのが一般的です。

送料の対象 = 実際の重さ と 容積重量 の 大きいほう

容積重量の計算のしかたは、業者や便によって異なります。

どんな物が高くつくか

この考え方を商品ごとに当てはめると、送料が高くつきやすい物とそうでない物が見えてきます。

商品の例重さかさ送料の傾向
クッションやぬいぐるみ軽い大きい高くつきやすい
アクセサリー軽い小さい安くなりやすい
食器や工具重い小さい重さで決まりやすい
衣類中くらい圧縮できる畳み方で変わる

船便と航空便の選び方

船便の性格

船便は一度に運べる量が多く、料金を抑えやすい方法です。

そのぶん日本に届くまでの日数は長くなりやすく、目安は業者や時期によって異なります。

航空便の性格

航空便は船便より速く届きますが、料金は高くなりやすい方法です。

急がない新規の仕入れは船便、在庫を切らしかけている売れ筋の補充は航空便、というように使い分けると無駄がありません。

送料を下げるためにできること

送料そのものを下げるには、次の3つが基本の工夫です。

  1. 注文をまとめて、1つの荷物として発送してもらう
  2. 元の箱や余分な梱包を外してもらう(対応できるかは業者によって異なります)
  3. かさばる物は避けるか、圧縮できる物を選ぶ

仕入れ値に入れて判断する

国際送料は商品や梱包によって金額が変わるため、まとめて注文したときは1点あたりの送料を出してから判断します。

商品代と代行手数料に、その1点あたりの送料を足した金額を利益計算ツールに入れれば、利益が残るかどうかがわかります。

残るのは届いてからのこと

これで、注文から国際送料の決まり方、下げる工夫までがひと通り見えました。

残っているのは、実際に荷物が届いてから気づく問題と、その防ぎ方です。 次回の「タオバオの注意点」で見ていきます。

📚 連載「中国輸入ガイド」
前回: タオバオ検索のコツ
目次: 連載の記事一覧はこちら

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この記事のまとめ

  • 国際送料は、代行業者が中国の倉庫で荷物をまとめて発送するときに決まる。
  • 送料は実際の重さと、箱の大きさから計算した容積重量の大きいほうで決まるのが一般的。
  • 軽くてかさばる物ほど送料が高くつきやすく、重くて小さい物は重さで決まりやすい。
  • 急がない仕入れは船便、売れ筋の補充には航空便が向いている。
  • 荷物をまとめる、梱包を外してもらう、かさばる物を避けるなどで送料を下げられる。

※ 本記事は執筆時点の一般的な情報です。国際送料の計算方法や配送方法の選択肢、料金は、代行業者や時期により変わることがあります。実際に注文する前に、利用する代行業者の最新情報をご確認ください。