メルカリの売値の決め方
売値は勘で決めなくても出せます。仕入れ値と送料とほしい利益を足して、0.9で割るだけです。0.9で割るのは、販売手数料10%を先に織り込むためです。この記事ではその式の意味と、実際の数字での使い方、相場と合わないときの考え方までまとめます。
公開日 2026/08/10 ・ セラポケ編集部
式は足して0.9で割るだけ
売値は次の式で出ます。
0.9で割るのは、売値の10%が手数料として引かれるからです。手元に残るのは売値の90%なので、逆に90%で割り戻せば必要な売値が出ます。
小数が出たら切り上げます。1円足りないと目標の利益に届かないためです。
実際の数字で出してみる
600円で仕入れた商品をネコポス(210円)で送り、500円の利益がほしい場合で計算します。
先に足す3つ
- 仕入れ値
- 600円
- 送料(ネコポス)
- 210円
- ほしい利益
- 500円
- 合計
- 1,310円
1,456円で売れたときに手元に残る金額を確かめます。
計算例) 1,456円で売れたとき
- 販売価格
- 1,456円
- 販売手数料(10%・切り捨て)
- −145円
- 送料(ネコポス)
- −210円
- 仕入れ値
- −600円
- 利益
- 501円
目標の500円をきちんと超えました。1円多いのは、切り上げたぶんと手数料の切り捨てによるものです。
足し算も割り算もせずに
必要な売値が出ます

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0.9で割る理由
よくある間違いが、ほしい利益に10%を足してしまうことです。
1,310円に10%を足すと1,441円になりますが、これで売っても手元には487円しか残りません。目標に13円届かない計算です。
計算例) 1,441円で売れたとき
- 販売価格
- 1,441円
- 販売手数料(10%・切り捨て)
- −144円
- 送料(ネコポス)
- −210円
- 仕入れ値
- −600円
- 利益
- 487円
相場と合わないときの考え方
逆算した売値が相場より高いときは、下げるところは3つしかありません。
| 下げるところ | やり方 | 効きめ |
|---|---|---|
| 送料 | 箱を小さくする、厚さ3cmに収める | 大きい |
| 仕入れ値 | まとめ買い、仕入れ先を変える | 大きい |
| ほしい利益 | 目標額を下げる | 最後の手段 |
手数料の10%は動かせないので、この3つ以外に手はありません。
送料は箱の選び方で数百円変わります。1,456円の商品なら、宅急便コンパクト(520円)からネコポス(210円)に変えるだけで、売値を344円下げられます。
サイズごとの送料はメルカリの送料はどれが一番安い?で確認できます。
出品したあとに下げる場合
すでに出品している商品を値下げするときは、赤字にならない下限を先に出しておきます。
さきほどの例なら(600 + 210)÷ 0.9 = 900円です。この線を割ると、売れるほど損をします。
出し方は赤字にならない最低価格の出し方にまとめています。
目標の利益を変えながら
売値を出し直せます
「500円ほしい」「800円ほしい」で必要な売値がどう変わるかを比べられます。
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よくある質問
Q. メルカリの売値はどうやって決めますか?
仕入れ値と送料とほしい利益を足して、0.9で割ります。
0.9で割るのは販売手数料10%を先に織り込むためです。小数が出たら切り上げます。
Q. ほしい利益に10%を足すのではだめですか?
だめです。
手数料は引かれる前の金額にかかるため、足し算では戻せません。1,310円に10%を足しても、手元に残るのは487円で目標に届きません。
Q. 逆算した売値が相場より高いときはどうしますか?
送料か仕入れ値を下げます。
手数料の10%は動かせないため、下げられるのは送料・仕入れ値・目標の利益の3つだけです。送料は箱の選び方で数百円変わります。
Q. 値下げしてよい下限はどう出しますか?
仕入れ値と送料を足して0.9で割ります。
その金額が利益0のラインです。それより下げると、売れるほど損をすることになります。
この記事のまとめ
- 売値 =(仕入れ値 + 送料 + ほしい利益)÷ 0.9。小数は切り上げる。
- 10%を足すのと0.9で割るのは違う。足し算では目標に届かない。
- 下げられるのは送料・仕入れ値・目標の利益の3つだけ。
- 手数料の10%そのものは動かせない。
- 値下げの下限は(仕入れ値 + 送料)÷ 0.9。
※ 本記事の手数料・送料は2026年8月時点のものです。改定されることがあるため、実際の出品前にメルカリの公式ヘルプで最新の金額をご確認ください。